最多死亡年齢とは?平均寿命との違いと老後の現実【88歳・93歳を生きる時代に備える】

シニアライフ

「平均寿命=自分の寿命」だと思っていませんか?実は最近、「最多死亡年齢」という新しい指標が注目を集めています。これは実際に一番多くの人が亡くなった年齢を示すもので、2023年時点では男性88歳・女性93歳。この数字は、私たちの老後設計やライフプランに大きな影響を与えます。

この記事では、平均寿命との違い、老後資金が足りなくなるリスク、年金制度の現実、そして副業などによる複収入の重要性について、体験談も交えて解説します。

最多死亡年齢とは?平均寿命との違いをわかりやすく解説

「最多死亡年齢」とは、ある年に最も多くの人が亡くなった年齢のこと。2023年のデータでは以下のとおりです。

最新データ:

  • 男性:88歳
  • 女性:93歳

一方で「平均寿命」は、0歳児が今後の死亡率が変わらないと仮定して、何歳まで生きるかを予測する数値です。

平均寿命(2023年):

  • 男性:約81.09歳
  • 女性:約87.14歳

つまり、平均寿命はあくまで“予測値”であり、最多死亡年齢は“現実のデータ”です。

65歳以降も20年以上生きる時代が到来

65歳で定年を迎えたとしても、そこから20年以上生きる可能性が高いというのが現実です。

老後期間の目安:

  • 65歳男性の期待余命:85歳前後
  • 最多死亡年齢(88歳)まで生きると老後期間:23年
  • 女性の場合は老後期間:28年にも

これらの数字は、老後資金の準備が平均寿命ベースでは不十分である可能性を示しています。

老後資金はいくら必要?年金だけでは足りない理由

現在の公的年金制度は、現役世代が保険料を納めて高齢者の給付を支える「賦課方式」。少子高齢化が進む中、制度の持続には限界が見えています。

2025年には団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)に突入し、医療費・介護費は急増。社会保障給付費はGDPの2割を超え、支給開始年齢の引き上げや給付額の削減などの改革が避けられない状況です。

働き方の再設計:60歳引退は“昔話”になる?

60歳で完全に引退してのんびり暮らす――そんなライフスタイルは、もはや現実的ではありません。65歳以降も経済的な活動を続けることが、新しいスタンダードになりつつあります。

シニア世代に注目される働き方:

  • シニア向け副業(ブログ・YouTube・コンサルなど)
  • 年金にプラスする少額でも安定した収入
  • 週に数日だけの再雇用や短時間労働

「何歳まで働くか」ではなく「どう働き続けるか」が問われています。

副業で月5万円・8万円・10万円稼ぐという選択肢も

私自身、YouTubeやアフィリエイト、ブログ運営などを組み合わせた複収入を一つの柱としています。実際、こうした副業から毎月5万円、8万円、10万円といった収入が得られれば、老後の不安は大きく軽減されます。

たとえば5万円あれば:

  • 公共料金の支払い
  • 趣味・娯楽費
  • 突発的な医療費や孫へのプレゼントなど

こうした収入源を持つことは、「年金が減っても大丈夫」という安心感につながります。

シニアに向いている副業例:

  • 顔出し不要のYouTube発信
  • アフィリエイトを活用したブログ収入
  • Kindleやnoteでの情報発信・電子書籍販売

初期費用が少なく、自宅ででき、かつ長く続けられるのが魅力です。

老後の医療と「老衰死」の増加にも注意を

近年、「老衰死」が死因の上位にランクインしています。85歳を超えると急増し、95歳以上では死因の第1位になります。これは医療の進歩で“すぐには死なない”時代になった証拠でもあります。

しかしその反面、介護や慢性疾患、認知症のリスクは増大しています。老後資金は「生活費+医療・介護費」までを含めて設計する必要があります。

人生100年時代に向けて見直したいライフプラン

医療が発達し、人生100年時代と言われる今こそ、「健康寿命」をどう伸ばすかが重要です。 私自身が強く感じているのは、医者や薬に依存しない健康管理こそが、無駄な時間とお金を使わずに済む最も現実的な対策ではないかということです。

健康を維持できれば、医療費を抑えられるだけでなく、働く力も維持しやすくなり、収入源の確保にもつながります。自分の身体は自分で守る――これはもはや「意識高い系」の話ではなく、長生き社会を賢く生き抜くための基本です。

最多死亡年齢の88歳・93歳という現実は、私たちが“想定外に長く生きる”可能性と正面から向き合う時代になったことを示しています。

見直すべきライフプランのポイント:

  • 年金に頼らない資産形成(NISAやiDeCo)
  • 体力・健康管理(運動・食事・睡眠)
  • 複数収入の確保(副業・投資・年金)
  • 人とのつながり(地域・家族・趣味)

まとめ:「最多死亡年齢」は“警告灯”であり“道しるべ”

最多死亡年齢というキーワードは、単なる統計ではなく、私たち一人ひとりに向けた問いかけです。

「自分は何歳まで生きるのか?」 「その間、どう暮らし、どう備えるのか?」

平均寿命ではなく最多死亡年齢をベースに、自分なりのライフプランを持つ。副業などを通じて複数の収入源を確保し、自立した老後を目指す。これは決して特別な人の話ではなく、今この時代を生きる私たちに必要な選択です。

私のブログでは、これからもこうしたテーマを、自分の体験とともに発信していきます。ぜひ皆さんと一緒に、より良い後半人生を考えていけたらと思います。

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