バイク(X-ADV)の電源取り出しを解説:簡単にできる方法と注意点

X-ADV

バイクのカスタマイズをしていると、電源の取り出しについて悩むことがある方は多いのではないでしょうか?特に、複数の電子機器を取り付けたい場合、電源の取り方に迷ってしまいますよね。そんな悩みを抱えているあなたに、今回のブログではバイクの電源取り出しに関して詳しく解説します。

今回取り上げるのは、私が愛用しているHonda X-ADVにおける電源取り出しの方法です。私自身も長年のバイク経験を通じて電源取り出しに苦労してきましたが、この方法を実践することで、すっきりとした配線と安全性を確保できるようになりました。今回のブログを読み終わる頃には、初心者の方でも簡単に電源を取り出す方法が理解できるはずです。

X-ADVでの電源取り出しを簡単に行う方法

まず結論から申し上げますと、X-ADVで複数の電子機器の電源を取る際には、アクセサリー電源ハーネスリレーユニットを使うのが最適な方法です。理由としては、アクセサリー電源ハーネスを使うことで車体の配線に負担をかけずに、確実に電源を供給できるからです。

また、リレーユニットを導入することで、電源を集中管理でき、トラブル発生時の原因究明が容易になるメリットがあります。実際に私もこの方法で、6台の機器を問題なく稼働させています。

具体的な手順:アクセサリー電源ハーネスとリレーユニット

1. サイドカバーを外す

電源取り出しをするためには、まずバイクのサイドカバーを外す必要があります。X-ADVの場合、左右のカバーを外すことで、電源を引き出すスペースが確保できます。この際、プッシュリベットや六角レンチを使用して慎重にカバーを取り外しましょう。

2. 電源を取り出す場所

X-ADVにはサービス用の電源コネクタが備わっています。カバーを外すと、4極のコネクタが現れます。このコネクタには、常時電源(バッテリー直結)アクセサリー電源アースが用意されており、これを利用することで安定した電源供給が可能です。

私が使用したのは、キタコのホンダ用電源取り出しハーネスです。このハーネスはX-ADVにピッタリ合い、常時電源とアクセサリー電源の両方を簡単に取り出すことができます。

3. リレーユニットの選定

電源を安全に管理するためには、リレーユニットの導入が重要です。私はこれまでデイトナ製のDユニットを使用していましたが、サイズや配線の複雑さがネックでした。そこで今回新たに導入したのが、カエディアのジャンクションパワーリレー KDR-E1です。このリレーユニットはX-ADVのスペースに完璧に収まり、「シンデレラフィット」と言っても過言ではありません。

カエディアのリレーユニットの利点は、被膜を剥がして差し込むだけで接続でき、ギボシ端子を使わずに簡単に電源を確保できる点です。これにより、配線がすっきりと整理され、追加の機器も簡単に取り付けることができるようになりました。

4. 電源の取り回しと管理

リレーユニットに電源を集約することで、各電子機器への配線がシンプルになります。今回は、スマホのモニター、USB電源、フォグランプ、後方警戒装置(BSD)、空気圧モニターなど、6つの機器に電源を供給しています。

リレーユニットには最大4箇所まで電源を供給できるポートがありますが、分岐を使うことで問題なく対応可能です。また、これにより電源の取り回しがシンプルになり、メンテナンスやトラブル発生時の対応も容易になりました。

注意点とアドバイス

電源を複数箇所から取るのは非常にリスキーです。過去に、私は電源をヒューズボックスから直接取り、最終的にヒューズが飛んでエンジンがかからなくなったことがあります。電源の取り回しが不明確だと、トラブル発生時に原因を特定するのが難しくなります。

特に長距離ツーリングでは、電源トラブルが命取りになることも。配線ミスやショートによる発火のリスクを避けるためにも、電源は一箇所に集約し、信頼性の高いリレーユニットを使うことが重要です。

まとめ

今回ご紹介した方法を実践すれば、初心者の方でも複数の電子機器を安全に接続し、電源トラブルを回避することができます。バイクのカスタマイズを楽しむためにも、電源取り出しは慎重に行いましょう。

最後に、今回のポイントをおさらいします。

  • サイドカバーを外して電源を確保
  • キタコのホンダ用電源取り出しハーネスを使用
  • カエディアのリレーユニットで電源を集約
  • 配線はシンプルに、電源トラブルを防止

この方法を実践することで、X-ADVでの電源取り出しが格段に簡単になり、安全性も向上します。ぜひお試しください。


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