おすすめ図書

「頭がいい」と聞くと、皆さんはどんな人を思い浮かべますか？ 難関大学を卒業し、国家資格を持ち、論理的な話をする人でしょうか。 もちろん学歴や資格は一つの指標ですが、実際に会話をしてみると「なんだかピンとこない」「机上の空論ばかりで現場では役に立たない」と感じることも少なくありません。逆に、学歴や資格がなくても、一言で場の空気を変え、周囲の信頼を自然に集める人もいます。

「気づいたらスマホばかり見ている」「人の意見に振り回されてばかり」「本当はやりたいことがあるのに、面倒で手がつかない」──そんなふうに、自分で決めたはずの人生を、どこかで“他人任せ”にしていませんか？ 自己啓発の祖ナポレオン・ヒルが、70年前に書き上げながらも長く封印されていた幻の著書『悪魔を出し抜け』には、今の私たちに突き刺さるメッセージがあります。

ある経営者の集まりで、渋沢栄一さんの曾孫にあたる方の講演を聞く機会に恵まれました。 語られた言葉は静かに、しかし力強く、私たち一人ひとりに「今、何を大切にすべきか」を問いかけてくるものでした。

正直に言えば、私はそれほど野球に関心があるほうではない。プロ野球の試合を一試合通して観たことはたぶん数えるほどしかないし、メジャーリーグのチーム名もいくつ言えるか怪しい。 でも、イチローの名前だけは別だ。 なぜなら彼は、私の地元の出身者だか...

年齢を重ねるほど、「やめる」ことに対して私たちは臆病になります。 ・長年勤めた仕事を辞めること ・付き合いの長い人間関係を手放すこと ・惰性で続けてきた習慣を手放すこと 「ここまでやってきたんだから」「今さらやめたらもったいない」「逃げだと思われるのでは？」そんな声が、頭の中でこだまし続ける──それは50代、60代になってもなお、私たちの足を止め続ける“思い込み”です。

チェックリストというと、なんとなく面倒くさい、形式的、柔軟性がない…そんなイメージを持っていませんか？あるいは「そんなものに頼るのは恥ずかしい」と思っている方もいるかもしれません。 しかし、ハーバード大学公衆衛生大学院の教授であり、外科医としても第一線で活躍するアトゥール・ガワンデ氏は、本書『あなたはなぜチェックリストを使わないのか』で、チェックリストの本当の価値と実力を語ります。

「今度こそ続けるぞ」と決意したのに、三日坊主で終わってしまった経験はありませんか？ ダイエット、運動、勉強、読書、早起き……。人生を少しでも良くしようと始めたはずの習慣が、いつの間にかフェードアウトしてしまう。そんな経験が誰にでもあると思い...

「今の自分を変えたい」──そう思ったことがある人は多いでしょう。けれど実際に変われる人は、ほんのひと握りです。それはなぜでしょうか？その答えを村岡大木さんの著書『自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く』が科学的な視点から教えてくれます。

はじめに マイケル・E・ガーバーの名著『はじめの一歩を踏み出そう（原題：The E-Myth Revisited）』は、世界16か国語に翻訳され、700万部を超える売上を記録するスモールビジネスのバイブル的存在です。本書は、「手に職を持てば...