2025-05

ゴルフ

“本気”のゴルフ【第3回】あえて減らすという選択──ミニマムクラブで目指す“リハビリゴルフ”

ウッド、ユーティリティ、アイアンとすべてを揃えて持ち歩くとなると、やはりシニア世代にはなかなかの負担です。体力的にも、スイング精度的にも、そして判断力という意味でも、“選択肢が多すぎる”ことがゴルフを難しくしてしまうのです。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」⑦

かつて「忘れないこと」は“賢さ”の象徴でした。たくさんのことを記憶し、正確に答えられることが、能力の高さとされてきた時代。しかし、情報が洪水のように押し寄せる現代では、その価値観は少しずつ変わってきています。 「すべてを覚えようとすること」は、もはや賢さではなく、脳の浪費とも言えるかもしれません。 本当に大切なのは、「脳をどう使うか」を自覚的に選ぶことです。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」⑥

「なんでもすぐに忘れてしまうから、メモを取っている」——そんな理由でメモを使っている人は多いでしょう。でも本当に大事なのは、「忘れないための記録」だけではなく、思考を拡張するための記録です。 本章では、アナログ(紙のノート)とデジタル(アプリ・ツール)の両面から、「メモ=第二の脳」として活用する方法を紹介します。
ゴルフ再開

“本気”のゴルフ【第2回】ゼクシオからの卒業──ワンレングスで始める“新しいゴルフ”

ゴルフを再開するにあたって決めたのは、「道具を一新する」ことでした。これまで使っていたのはゼクシオのアイアンとドライバー。軽量で振りやすく、シニア向けにカーボンシャフトが入っていたモデルで、打感も飛距離も申し分ありませんでした。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」⑤

60代、70代と年齢を重ねるにつれて、「忘れやすくなった」「決断に時間がかかるようになった」と感じる方は少なくありません。しかし、それは単に衰えたのではなく、脳のリソース管理がより重要になっているサインかもしれません。 本章では、シニア世代が無理に「脳を鍛える」のではなく、脳を整える=脳の整理術を取り入れることで、暮らしが格段に楽になり、質が高まる方法を紹介していきます。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」④

脳は非常にエネルギーを使う臓器です。人間の身体全体で消費するエネルギーのうち、約20%を脳が使っているといわれています。そしてそのエネルギーは無尽蔵ではなく、使えば確実に疲れていくのです。 では、どんな習慣が私たちの脳を日々摩耗させているのでしょうか?この章では、無意識のうちに「脳のリソース」を浪費してしまう習慣について掘り下げていきます。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」③

「すぐ忘れてしまうから、なんでもメモに頼っているんです」——そんな言葉を、自分に対して後ろめたく感じていませんか? しかし結論から言えば、それはまったく後ろめたく思う必要はありません。むしろ、「メモに頼る」という行為は、脳の働きを理解し、賢く活用している証拠なのです。
ゴルフ再開

“本気”のゴルフ【第1回】十数年ぶりにゴルフ再開を決めた日

65歳を前にして、私はもう一度ゴルフに向き合ってみることにしました。 クラブをまったく握っていなかったわけではありません。練習場には時おり通っていましたし、数年に一度は友人に誘われてラウンドにも出ていました。ただ、それは付き合いとしてのゴルフ。かつてシングルプレーヤーとして競技に本気で取り組んでいた頃とは、まるで違うものでした。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」②

アインシュタインは、脳の記憶容量を無駄に使わないことを意識的に実践していた人物でした。日常の些末な情報は外部に保存し、自分の思考力を本質的な探究に集中させる。これは、まさに現代に通じる「脳の資源管理」そのものです。
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「脳の資源をどう使うか?人生後半の“頭の使い方”改革」①

現代の脳科学では、「ワーキングメモリ(短期記憶)」には容量の限界があることがわかっています。これはパソコンでいう「RAM(ランダムアクセスメモリ)」のようなもので、同時に複数の情報を扱うと処理能力が低下し、情報の取りこぼしや判断ミスが起きやすくなるのです。