60代からの幸福をつかむ極意

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あなたの60代、幸福を実感できていますか?

60代を迎えた今、あなたは自分の人生に満足していますか?多くの方が、次のような悩みを抱えているかもしれません。
「退職してから、毎日がなんだか物足りない」
「健康への不安が増し、将来が心配だ」
「若い頃のような挑戦をするには遅すぎるのではないか」

これらの悩みは、多くの人が60代で直面する共通の課題です。しかし、幸福感を得るための方法は、意外にもシンプルなものです。

この記事では、20世紀最高の知性と称される哲学者バートランド・ラッセルの名著『幸福論』を基に、私自身の実体験も交えながら、60代からの人生を充実させる秘訣をご紹介します。

私自身、それまで小型バイクしか乗ったことがなかったのですが、60歳を過ぎてから初めて大型バイクの免許を取得しました。そして、そのバイクで日本一周を2回、さらには日本を二周する壮大な旅に出ました。大きな挑戦を通じて、遅すぎるということは何もないと実感した経験です。

この記事を読み終える頃には、あなたも60代からの人生に新たな可能性を見出せるようになっているはずです。


60代からの幸福をつかむカギは「視点の転換」

日本人の自己肯定感の低さと幸福感の相関

日本は世界でも有数の治安の良い国であり、医療も充実しています。街は清潔で、店には必要なものが揃い、食べ物が手に入らない心配はありません。それにもかかわらず、日本人の幸福度が必ずしも高くないのは、自己肯定感が低いことが大きな要因と言われています。

哲学者バートランド・ラッセルは『幸福論』の中で、幸福感を左右するのは外的要因ではなく、心の持ち方にあると述べています。つまり、私たちが抱える不安や不満の多くは、視点を変えるだけで解消できる可能性があるのです。


私の体験:60代からの挑戦がもたらす幸福

初めての大型バイクへの挑戦

私自身、それまで小型バイクにしか乗っていなかったため、大型バイクに乗ることへの憧れと不安が入り混じっていました。「大型バイクは若い頃から乗り続けてきた人が乗るものではないか」「60代の自分にはハードルが高いのでは」と思い込んでいたのです。

しかし、思い切って教習所に通い始めると、新しいことを学ぶ喜びや達成感を強く感じました。教習中に得た経験や、同じように免許取得を目指す仲間との出会いは、新たな楽しみを生み出しました。


バイクでの日本一周がもたらした学び

免許取得後、私は思い切って大型バイクでの日本一周を計画しました。最初の一周は不安も多く、計画通りにいかないこともありましたが、旅を終えた時の達成感は言葉にできないものでした。その経験が忘れられず、2度目の一周、さらには日本を二周する旅に挑戦しました。

旅の中で感じたのは、年齢に関係なく「やりたいことをやる勇気」の大切さです。行く先々での出会いや風景は、私の人生に新たな価値観を与えてくれました。そして、何より自分の心と向き合いながら走る時間が、自分自身を深く知るきっかけにもなりました。


「遅すぎる」という思い込みを捨てる

ラッセルも『幸福論』の中で、「手に入らないものに執着するより、新しい目標を見つけるべきだ」と述べています。若い頃の夢を諦めることが必ずしも悪いわけではありません。それ以上に、今の自分に合った目標を見つけ、達成する喜びが幸福感を生むのです。

私の場合、バイク旅がその目標となりました。自分のペースで進む旅は、健康への配慮もしやすく、自然との触れ合いを通じて心身がリフレッシュされます。


幸福をつかむ3つの秘訣

1. 小さな挑戦を積み重ねる

幸福は、新たな挑戦の中にあります。バイク旅のような大きな冒険でなくても、小さな趣味や習慣を始めることが大切です。例えば:

  • 新しい料理に挑戦する
  • 地元のコミュニティ活動に参加する
  • 散歩のルートを変えてみる

小さな変化が、日常に新たな刺激を与えます。


2. 「諦める」ことは新しい可能性を広げる

「モテたい」「若さを取り戻したい」といった、叶えにくい願望を手放すことで心が軽くなります。その分、新しいことに集中できるのです。

私も、若い頃の体力には戻れませんが、その代わりに経験を活かして旅を楽しむという新しい喜びを見つけました。


3. 行動を優先する

ラッセルが繰り返し述べているように、幸福は行動の中にあります。頭の中で考え込むより、実際に動き始めることで新たな発見が得られます。

たとえば、旅先での出会いが人生観を変えたり、趣味を通じて新しい友人ができることもあります。「行動すること」が幸福への第一歩です。


まとめ:60代からの幸福をつかむ行動

幸福をつかむために、まず以下を実践してみてください:

  1. 新しい挑戦を始める
    小さな趣味や活動を通じて、新しい世界を発見する。
  2. 「諦める」ことで心を軽くする
    執着を手放し、新たな可能性に目を向ける。
  3. 行動を起こす
    頭で考えるよりも、実際に一歩踏み出してみる。

これらを実践することで、60代からの人生がより充実したものになるでしょう。

人生に遅すぎることはありません。この記事が、あなたの新たな一歩を後押しするきっかけとなれば幸いです。ぜひ今日から挑戦を始めてみてください。

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