悩めるあなたに届けたい言葉
このブログを読んでくださっているあなたは、こんなふうに感じているかもしれません。
- 「最近、若い人とうまく話せない」
- 「部下や家族に気持ちが伝わらない」
- 「自分の話を誰も聞いてくれない気がする」
…そんな悩みを抱えていませんか?
実は、こうしたコミュニケーションの悩みは、誰にでも起こりうる“心の重り”が原因であることが多いのです。今回ご紹介するのは、NPO法人トラストコーチング代表であり、ICF国際コーチング連盟認定の最年少資格者でもある馬場啓介さんの講演内容です。
彼はエグゼクティブコーチとして多くの経営者に信頼される一方、子育てや教育、企業研修の場でも“心を軽くする言葉”の力を伝えてきました。そんな馬場さんが語るコミュニケーション術には、世代を超えて通じる普遍的なヒントが詰まっています。
このブログを読み終えるころには、自分の「口癖」や「思考の癖」に気づき、人との関係性がぐっと楽になるコミュニケーション術が身についているはずです。
自分の口癖に気づくだけで、人生が変わる
コミュニケーション能力とは、単に「話がうまいこと」ではありません。馬場さんはこう語ります。
「自分が無意識に周囲へ与えている影響に気づける人が、本当にコミュニケーション力の高い人です」
その第一歩が、自分の口癖を知ること。
口癖には大きく分けて2種類あります。
- 天使の口癖:エネルギーを与える言葉(例:「ありがとう」「大丈夫」)
- 悪魔の口癖:エネルギーを奪う言葉(例:「どうせ」「面倒くさい」「無理」)
悪魔の口癖は、思っていなくても相手に不安や不快感を与えてしまいます。職場や家庭での信頼関係にも悪影響を及ぼします。
特に経営者やリーダーほど注意が必要です。たとえば、「時間がない」が口癖の社長がいました。本人は無意識でも、部下は「この人は話を聞いてくれない」と感じてしまうのです。
3ヶ月+3ヶ月で悪魔の口癖を変える
馬場さんが推奨する方法はとてもシンプル。
- 最初の3ヶ月:その口癖を“言ったことに気づく”だけ
- 次の3ヶ月:言わないよう意識する
それだけで、職場の雰囲気が明るくなったり、家族との会話が増えるなど、目に見える変化が起こります。
コミュニケーションを妨げる「心の重り」とは?
馬場さんが提唱する「心の重り」という概念は、まさに現代人の人間関係を象徴しています。
心の重りの正体の8割は、“不安”
- 自分は認められているか?
- 自分は孤立していないか?
この2つの不安が、人との関わり方に大きな影響を与えているのです。
SNS時代の“見せかけの幸せ”
SNSでキラキラした投稿をし続けている人ほど、実は「誰かに認められたい」という強い不安を抱えていることが多い。逆に、穏やかで自然体な人ほど、心の重りを上手にマネジメントできているのです。
重りを軽くする具体的な方法
- 自分に投げかける質問を変える(例:「なぜダメなんだ?」→「この経験から何が学べる?」)
- 相談する/される関係を作る
- 「ありがとう」を日常で意識して使う
世代を超えるコミュニケーションのコツ
近年、「若い世代と話が噛み合わない」と感じる人が増えています。しかしその原因は“年齢差”ではなく、“情報の分断”です。
かつては、同じテレビ番組や流行を通じて世代を超えて話題が共有できましたが、現代はSNSやYouTubeなど、各人が異なる情報に接しているため、共通の話題が少なくなっているのです。
「相手は自分とまったく違う人間である」
この前提に立つだけで、コミュニケーションの精度は劇的に変わります。
相手の“言葉の定義”に耳を傾ける
たとえば、「優しい人が好き」と言われたとき、あなたはどんな人物像を思い浮かべますか?
実は人によって「優しい」の定義はまったく違います。
- 行動で示す人
- 言葉で伝える人
- 察してくれる人
これを確かめるには、「あなたにとって優しい人ってどんな人?」と問いかけること。これが、言葉の定義を深掘る第一歩です。
成功事例:悪魔の口癖が消えたら職場が変わった
とある企業の部長は、「でも」が口癖でした。
部下が提案しても「でも、うちは無理だよね」と否定的な第一声を繰り返すことで、誰もアイデアを出さなくなっていました。
その部長が、馬場さんのアドバイスで「でも」をやめ、「どうしたらできるかな?」に変えたところ、会議の空気が一変。半年後には、チームの営業成績が2倍になったそうです。
「心を軽くするコミュニケーション術」
最後に、今日からできることを振り返りましょう。
- 自分の口癖に気づき、手放していく
- 「不安」という心の重りを軽くする
- 相手の言葉の定義に耳を傾ける
- 自分に投げかける質問の質を変える
- 相談できる関係性を築く
- 感謝の言葉をたくさん使う
これらはすべて、誰でも今日から始められることです。
あなたがもし、「もっと自然体で、人との関係を楽にしたい」と思っているなら、この“心を軽くするコミュニケーション術”をぜひ実践してみてください。



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