人生の後半に差しかかったあなたへ
このブログを読んでくださっている方の中には、こんな気持ちを抱えている人も多いのではないでしょうか?
「もっとこうしておけばよかった」 「周囲の目が気になって言いたいことが言えなかった」 「これでよかったのか、自分の人生…?」
日々、仕事や家庭、人間関係の中で気を張りながら暮らしていると、ふとした瞬間に湧き上がる後悔や不安。その感情に共感する方も多いはずです。
しかし、今回ご紹介するのは、70代以上の人生の先輩たちが語る「結局、どうでもよかったこと」。
彼らの言葉は、いまを生きる私たちに大きなヒントを与えてくれます。無駄だったと感じたこと、こだわる必要がなかったと気づいたこと。そんな“肩の力が抜ける教訓”が、あなたの心を少し軽くしてくれるかもしれません。
なぜこの話が信頼できるのか?それは、私自身が多くの高齢者と対話を重ねてきた経験を通して、同じような言葉を何度も耳にしてきたからです。
ちなみに私は今年65歳になります。あと五年で70歳。この動画を今、見られたことがラッキーだと思いました。残りの五年間で、ここに書かれているすべてのことを実践したいと思えるほど、深く心に響く内容でした。そんな参考になる動画だからこそ、ぜひ皆さんにも共有したくて、このブログを書いています。
興味のある方は、ぜひ動画もご覧になってください。 ▶ YouTube動画はこちら:70代以上の人生の先輩が、結局どうでもよかったと思っていること
この記事を読んだあなたは、きっと「今この瞬間をどう生きるか」という視点で、人生を少し見直したくなるはずです。
なお、私自身が特に共感したのは次の4つのポイントです:
- 他人の目より、自分の気持ちを大事に
- 経歴よりも、人柄が残る
- 無理な人間関係は手放していい
- 失敗も財産になる
この4つの言葉は、今の私自身の生き方を改めて見つめ直すきっかけになりました。
無理して早起きしなくてもよかった
「早起きは三文の得」という言葉に縛られ、眠い目をこすりながら朝活に励んだあの頃。ですが、70代を過ぎた人たちの多くが、こう語っています。「自分に合ってなかったんだ」と。
自分のリズムで生きればよかった
早起きを頑張ることに意義を見出していたものの、実際は夜の方が集中できた。アイデアも夜の方が浮かびやすかった。そんな“自分らしさ”に気づくのが遅かったという声が多いのです。
睡眠リズムやエネルギーのピークは人それぞれ。朝型でなければ…という思い込みを手放すことが、心の解放に繋がります。
趣味は老後まで待たずに今やるべきだった
「時間ができたらやろう」と思っていた趣味、いざ定年後に始めようと思ったら体力や気力が足りなかった。そんな後悔は、特に男性に多く聞かれます。
できる時に、少しでも手をつければよかった
ほんの10分でも、週末だけでも、小さな一歩を踏み出していれば…。
「忙しい」を言い訳に先送りにしていたら、やる気も体力も失ってしまうのが現実です。先輩たちは口を揃えて言います。「趣味は、できる時にやるのが一番だよ」と。
礼儀を重んじすぎて本音を言えなかった
大人として、場を乱さぬよう、相手を傷つけぬよう…そうして自分の気持ちを抑え込んできた人も少なくないでしょう。
でも残ったのは、形だけの関係だった
思ったことを率直に伝えたときの方が、むしろ人間関係は深まった。
後からそのことに気づいたという人が多いのです。
本音を言わない付き合いは、結局薄くて続かない。自分の言葉こそが、相手との関係を育てる種だったと知った時、もっと早く伝えておけばよかったという気持ちになるのです。
他人の評価を気にしすぎた
「いい人に思われたい」「空気を読まなくては」と頑張りすぎて、自分の本心を見失っていた。
でも、誰もそこまで気にしていなかった
気づけば、自分を押し殺してまで付き合っていた人たちは、誰も自分の人生に責任を持ってくれるわけではなかった。
「こう思われているかも」と想像していたことの多くは、ただの思い込み。
自分の心を守ることの方が、よほど大切だという教訓です。
他人と比べてばかりいた
SNS、同級生の出世、周囲の幸せそうな日常。つい、自分と比べては落ち込む。
でも、比べる時間こそ一番もったいなかった
誰にでもタイミングと道がある。他人の芝は青く見えるだけ。競争のスタート地点もゴールも違うのだから、自分の歩みを信じて水をやる。
そんな姿勢が、一番自分らしい人生を育ててくれるのです。
学歴や出世への執着が意味を持たなかった
立派な経歴も、定年を迎えればただの過去。誰も名刺の肩書きを気にしない。
最後に残るのは、人柄だった
どれだけ役職が高くても、退職後に残るのは「どんな人だったか」という記憶だけ。
人に親切にしたか、感謝されたか、そこが人生の本当の評価ポイントだったのです。
健康のために好きな食べ物を我慢しすぎた
もちろん健康は大事。でも、制限ばかりでは人生が味気ない。
「美味しい」と感じられる今を大切に
甘いもの、脂っこいもの。少しぐらい楽しんでもよかった。70代を迎えた先輩たちが語る後悔の一つです。
体が元気なうちに、心まで元気にしてくれる食事を大切に。
無理して続けた人間関係
義理や遠慮から、合わない人とも付き合い続けていた。
でも、本当は切ってよかった
疲れる人との付き合いより、気を使わずに過ごせる関係の方が何倍も楽だった。
言葉を選ばなくても安心できる、沈黙が心地よい。そんな関係こそ、年齢を重ねるほど大切になっていきます。
過去の失敗を悔み続けたこと
「あの時、こうしていれば…」と振り返る日々。
でも、失敗が今の自分をつくっていた
遠回りがあったから出会えた人、選べた道。過去のミスも、見方を変えれば財産になる。失敗を笑えるようになった時、初めて人生は前に進みます。
70代以上の人生の先輩が、結局どうでもよかったと思っていること【まとめ】
最後に、70代以上の方々の言葉から学べる教訓をまとめましょう。
- 自分に合わない生活リズムは手放していい
- 趣味は先送りせず、今すぐ少しでも始めよう
- 礼儀よりも本音が人を繋ぐ
- 他人の目より、自分の気持ちを大事に
- 比べる時間が一番の無駄
- 経歴よりも、人柄が残る
- 食の楽しみは今を生きる力になる
- 無理な人間関係は手放していい
- 失敗も財産になる
これらの言葉は、私たちがこれからの人生をどう生きるかを考えるヒントになります。
過去を悔やむより、今をどう生きるか。背伸びするより、自分らしくいること。
今日という日を、自分にとって“心地よい一日”にするための行動を選んでみてください。
今すぐ始めてみよう
「誰かの期待に応える」より、「自分の心を満たす」ことに目を向ける。それだけで、人生は少しずつ軽やかになっていきます。
何かを変えるのに、遅すぎることはありません。



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